4.14.2014

失くした財布に$20とメモが入って見つかった出来事が感動的

お財布を拾ったら、持って帰っちゃダメですよ。

警察に届け出ることは、皆さんもすることだと思います。
で、落とし主は失くした財布が見つかって感激する、ってこともあると思います。
でも、それ以上に落とし主に感激させる出来事がアメリカであったそうなんです。


場所はフロリダの野球場。
お財布を拾った男性は、その財布をなくしたのは高校生の男の子だと、財布の中に入っていた学生証を見て確認し、自身の名前も言わずに、球場の管理事務所に持ち主に届けてもらうように預けたそうなのです。
と、ここまではよくある話かもしれませんが、この話の素敵なところは、

この男性は、拾ったその財布に現金20ドルとメモを入れていたこと。

そのメモには$20入れた理由と拾った男性のメッセージが書かれていたのですが、
その内容が、



”世界が素晴らしいということを君に知ってもらえるように、$20入れておいた。
お願いがあるんだが、誰かが困っている時には、何か良い事をしてあげて欲しい。”

ということ。

通常、財布を失くしたら、もう出てこないと思うより仕方ないと思いがちです。
失くした財布が無事出てきただけでも嬉しいのに、
$20ももらった上、落とし主の成長にとってためになるアドバイスまで入っていたって、感動的です。
拾い主さん、粋ですね。かっこいい。


この、映画「ペイ・フォワード」(原題:Pay it Forward)を思い出させる展開。
誰もが何かに対して困っていることって沢山あると思いますが、
そういう人の助けになれるように何かをできる豊かさや優しさを持っていたいと改めて思いました。



また、ペイ・フォワードをちょっと調べてみると、日本でも“恩送り”という考え方があるそうです。
自分も日本人のくせに知りませんでしたが、人から受けた恩を、与えてくれた人に返すのではなく、他の誰かに渡す事で“恩”のプラスの連鎖を起こすことだそう。
江戸時代には、普通にされていたことだったそうです。
いろいろと便利になった現代ですが、同時に複雑でもある今、
昔からある大事な考え方や習慣は、今も大切にしていきたいですね。



<via Rocket News 24>

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